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注文住宅のデメリット

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新しく一戸建てを建ててみようと決めると、まず注文住宅を検討することが多いです。
注文住宅は自分の好きな間取りで自由に設計ができますし、外壁や屋根の色といった事も含めてすべて自分の自由にできます。
しかし、この注文住宅の自由さは、デメリットにもなります。

ある程度の知識があれば、間取りの設計を自分でできるでしょうが、なかなか素人が考えて思い通りの間取りはできません。
結局、建売住宅の間取り図を見て、そのままの間取りにしてしまったという例も珍しくはありません。
また、家はみんなで住むものですから、奥さんの意見や子供さんの意見がまちまちだと、取りまとめるのは一苦労です。

また、外壁や屋根材をどうするかについては、見栄えの良いタイルや瓦屋根にすると値段が上がってしまいます。
しかし、一度タイルや瓦といった建築材料を見てしまうと、他の安価な建築材料を使うことに迷いが生じてしまいます。
例えば、外壁にタイルを使うと基本的に塗り替えという必要はありません。洗浄を繰り返せば経年変化を楽しむ余裕さえ生まれます。しかし、サイディングを使うと汚れが目立ち、一定期間ごとの塗り替えが必要であり、塗り替えにより当初の風合いがなくなってしまうケースもあります。

このように注文住宅は、その自由さゆえに生じるデメリットがあります。

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