はじめての1人暮らし。「どんなところを気にして物件を探せばいいの?」「これ以外の条件は納得だけど本当に大丈夫?」など迷うことも多いかもしれません。物件選びのときに重要視するべきポイントを紹介していくので、よければ参考にしてみてください。
勤務先はもちろん、よく行くエリアにも1本で行ける駅を選ぶと便利です。特に最寄り駅までの終電の時間は気にしておきましょう。終電が早かったり都市部から遠かったりすると、終電後のタクシー代が高くついてしまう可能性もあります。地下鉄やバスがたくさん出ており、交通の便がいい福岡市だとそういった心配も少ないかもしれません。
病院や図書館など人によって必要だと感じる施設はさまざまです。物件選びの前に、どんな施設があれば便利なのかリストアップしておきましょう。スーパーやコンビニのような毎日使う施設は駅から家までの帰り道にあるのが理想です。1階に飲食店やコンビニが入っている物件もありますが、害虫やセキュリティの問題、夜間の騒音といったストレス要因も考えられます。気になる物件は夜間の環境も見ておくといいでしょう。
バスとトイレが一緒だと、トイレやトイレタンクにカビが発生しやすくなります。出来ればそれぞれが独立している方がいいかもしれません。ちなみにユニットバスとは、お風呂がある部屋がユニットになっている間取りのこと。バスとトイレが一緒という意味ではないので、ユニットバスの記載があっても別になっていることもあります。
出来るだけものを増やさずに暮らそうと思っても、年月が経てば洋服や趣味のグッズは増えていくもの。マンションの場合、床面積の7%前後の収納スペースが必要だといわれています。70㎡と仮定したら4.9㎡、つまり3畳分くらいのスペースです。内見のときに今持っている荷物が収納できるのか、これから増えていく分の収納スペースも確保できるのか、といった点をチェックしておくと安心です。
実際住んでみないと分からないこともたくさんありますが、そうだったとしても物件選びの段階でこだわっておいて損はありません。自分はどんな点を重視したいのか、リスト化しながらまとめてみることをおすすめします。
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